Windows 11のタスクバーにあった「デスクトップに戻るボタン」は、多くの人にとって日々の作業を効率化する便利な機能でした。
しかし、最近のアップデート後にこのボタンが突然姿を消し、戸惑ったユーザーも多いのではないでしょうか。
本記事では、このボタンが消えた理由と復活させるための具体的な手順について詳しく解説します。
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デスクトップに戻るボタンが消えた背景
アップデートが引き金に
問題のきっかけとなったのは、2024年2月13日にリリースされた「Windows 11 Version 22H2 更新プログラム (KB5034765)」です。
このアップデートでは、新しいアイコンの導入や機能の改善が行われましたが、一部の既存機能が削除されるというトラブルも発生しました。
その影響で、タスクバー右端に表示されていた「戻るボタン」がなくなる事態となりました。
Copilotアイコンとの関係
アップデート後、タスクバーには新たに「Copilotアイコン」が追加されました。
このアイコンが配置された場所は、従来「戻るボタン」が存在していた位置と重なっており、この変更がボタン消失の原因と考えられます。
AIアシスタント機能を提供するCopilotは一部のユーザーにとって便利な機能ですが、従来の戻るボタンに慣れ親しんだ人にとっては、使いにくさを感じさせる要因にもなっています。
消えた戻るボタンを復活させる方法
タスクバーの戻るボタンが非表示になった場合でも、設定を変更することで簡単に再表示できます。
タスクバーの設定を確認する手順
まず、タスクバーを右クリックしてメニューを表示し、「タスクバーの設定」を選択します。
次に、設定画面で「タスクバーの動作」を見つけ、関連するオプションをチェックしてください。
この手順で戻るボタンを再び表示させることが可能です。
設定画面の開き方
タスクバーを右クリックすると、「タスクバーの設定」という項目がメニューに表示されます。
そこから設定画面に進むことで、タスクバーのカスタマイズが簡単に行えます。
初心者でも直感的に操作できる仕様です。
「タスクバーの動作」で必要な変更を行う
設定画面を開いたら、右側の「タスクバーの動作」を選びます。
その中にある「デスクトップを表示するには、タスクバーの隅を選択します」というオプションにチェックを入れるだけで設定完了です。
この操作を行うことで、消えた戻るボタンを再表示させることができます。
設定を確認するときの注意点
変更を適用したら、タスクバーをチェックして戻るボタンが表示されているか確認してください。
場合によっては、PCの再起動が必要になることもあります。
また、システムの他の設定やアップデートの影響で問題が発生する可能性もあるため、慎重に操作してください。
Copilotアイコンを非表示にする方法
タスクバーに追加されたCopilotアイコンが不要な場合は、簡単な設定変更で非表示にできます。
不要なCopilotアイコンを非表示にする理由
CopilotはAIアシスタント機能を提供するものですが、全てのユーザーにとって必要なわけではありません。
タスクバーのカスタマイズを行うことで、このアイコンを非表示にすることが可能です。
Copilotをオフにする具体的な手順
タスクバーを右クリックして「タスクバーの設定」を開きます。
その後、「検索」セクションを探し、「Copilot（プレビュー）」オプションをオフに設定してください。
この変更により、タスクバーからCopilotアイコンが消え、よりシンプルで使いやすい状態にすることができます。
作業効率を高めるための工夫
Copilotアイコンを非表示にすることでタスクバーがすっきりし、視覚的な負担が軽減されます。
これにより、作業に集中しやすくなり、効率が向上することも期待できます。
まとめ
タスクバーの戻るボタンが消えた原因は、Windows 11のアップデートによる設定変更です。
しかし、簡単な手順でボタンを復活させることが可能です。
また、不要なCopilotアイコンを非表示にすることで、タスクバーをより快適に使えるようになります。
適切な設定を行い、Windows 11をより効率的に活用しましょう。
